アメリカと日本で探偵の扱いに違いがあります。

私立探偵とは
私立探偵、または探偵と呼ばれる職業は、依頼者からの調査依頼を受け、依頼内容の調査を依頼者に代わって行う調査業者のことをいいます。
私立探偵、探偵事務所、興信所と名称は違いますが、この全てが調査業と呼ばれる同じ業種に分類されています。
探偵といえば、シャーロック・ホームズや金田一耕助など、フィクションに登場する探偵がイメージされ易いが、現実の探偵は、フィクションで登場する探偵とは違い、殺人事件などを捜査する捜査権を持たない、民間の調査捜査機関という扱いになります。
探偵を大まかに説明すると、上記のようになるわけですが、探偵は日本だけでなく、海外にも探偵業があります。
むしろ、探偵の始まりは19世紀のパリということですので、探偵の本場とも言えるのは海外にあります。
日本、そしてアメリカの探偵に違いがあるように、各国での探偵の扱いには違いがあります。アメリカと日本の探偵の違いから、探偵業について詳しくご紹介していきます。
アメリカの探偵業とは
アメリカの探偵業は、州ごとに違いはありますが、探偵業を行うためには免許が必要です。
また、この免許は、3段階に分けられていて、最上位の探偵免許を取得するためには、5年以上の時間が必要になる、取得が大変難しい免許です。
アメリカの探偵業、私立探偵の特徴として、一番大きいのは、武装が許可されていることです。
アメリカは銃社会が進んでいるため、民間人でも銃を所持することができます。そのためアメリカの探偵は銃などで武装することが認められています。
アメリカで探偵が行う業務は、日本の探偵業者が行っている浮気調査や素行調査などの他にも、逮捕などを行うことができたりします。
日本の探偵業者は逮捕を行うことはできませんが、アメリカの探偵は法執行が行われた場合などで、逮捕を行うことができる権限を持っています。
どのような人がアメリカで探偵として働いているかというと、元警察官や軍警察、消防士、弁護士が探偵として業務を行っています。というのも、探偵の免許を取得するためには、警察や消防などで3年以上勤務した経験がある人でないと免許を取得できないため、多くの探偵が捜査のプロとして業務を行っています。
アメリカの探偵は、他の国と比較しても、早い段階で探偵に関する法律が整備されたこともあり、探偵業に対して特殊な偏見を持つ人も少ないようです。
日本の探偵業とは
日本の探偵業は、探偵業法(「探偵業の業務の適正化に関する法律」)によって、その業務内容が明確にされています。
日本の探偵はアメリカの探偵とは違い、免許制ではなく、登録制となっています。探偵事務所が所属する各都道府県の公安委員会で登録手続きを必ず行う必要があります。
また、アメリカの探偵は銃などで武装することが認められていますが、日本の探偵は武装することは認めれていませんし、民間の捜査機関という扱いですが、逮捕権も持っていません。
日本の探偵が行う調査とは、夫婦の浮気を調べる浮気調査や、対象者の素行を調べる素行調査、行方がわからなくなった家族や友人などを探す行方調査が中心です。
最近では、ストーカー被害の実態を調査するストーカー実態調査や、子供が学校でいじめを受けていないか、または会社内部でいじめや不正が行わていないかを調査する、いじめ調査や企業信用調査などをおこなっていることがあります。
アメリカで探偵になるためには免許を取得する条件として、警察や消防で数年間の実務経験が必要でしたが、日本の探偵では、基本的に成人していれば、誰でも探偵になることができます。
ただし、過去に犯罪を起していたり、反社会的な勢力に所属する人は探偵業務を行うことはできません。
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